2009年10月27日火曜日

新聞ななめ読み

2009年10月23日朝日新聞 最大級マンガ図書館、資料200万点 明大が設立へ
 明治大学は22日、マンガ・アニメ・ゲームの資料約200万点を収蔵する「東京国際マンガ図書館(仮称)」を設立すると発表した。予定地は東京都千代田区の駿河台キャンパス内で、14年度の完成を目指す。この分野の収集施設としては世界最大級になるという。
 31日には先行施設として、マンガ評論家の故・米沢嘉博さんの遺族から寄贈された蔵書約14万冊を核とした「米沢嘉博記念図書館」がオープンする。学外の利用者は有料。
 東京国際マンガ図書館は、シアター、催事場、研究室などを備える。延べ床面積は8500平方メートルで、キャンパス内の既存の建物を利用するか新築かは未定。収蔵対象は、書籍、マンガ原稿、アニメのソフトやセル画、原画、ゲームソフト、業務用ゲーム機、キャラクター商品など。
 約20万冊の蔵書を持つ現代マンガ図書館(内記稔夫館長、東京・早稲田)と、約200万冊の同人誌を保管するコミックマーケット準備会が協力し、これらの資料を東京国際マンガ図書館で保管し閲覧できるようにする計画だ。


2009年10月24日朝日新聞 米グーグル社の和解案を批判 国際ペン、書籍の全文検索サービスめぐり
 米グーグル社が進めるデジタル化した書籍の全文検索サービスとその訴訟の和解案をめぐり、世界の作家や詩人らが作る国際ペン(本部・ロンドン)は22日、グーグル社による著作権の世界的独占に対抗するよう各国政府に求める決議を採択した。ドイツが提案し、日本、フランスなどのペン代表が賛成した。米国ペンは棄権した。


2009年10月24日朝日新聞 日本版FCC巡り提言 市民団体、内藤総務副大臣に
 原口一博総務相が構想する「通信・放送委員会」(日本版FCC)を巡り、市民団体「開かれたNHKをめざす全国連絡会」(世話人・醍醐聡東大大学院教授ら)は23日、内藤正光総務副大臣に対し、「提言」を申し入れた。
 放送局への免許権限を総務省から切り離し、独立した委員会にゆだねることや、委員会は放送内容の問題にタッチしないことなどを求めた。


2009年10月25日朝日新聞 改変前の映像をシンポジウムで初公開 NHKの慰安婦番組
 従軍慰安婦を取り上げたNHKの番組改変問題をテーマにしたシンポジウムが24日、東京都練馬区の武蔵大で開かれ、改変前の映像が初めて公開された。
 会場で流されたのは、教育テレビで放送された01年1月30日より6日前にあったNHK教養番組部長への2度目の試写版。NHK幹部が政治家に会ったあとカットされた慰安婦や加害兵士の証言が含まれ、放送された40分の番組より約9分長くなっている。関係者が保存していたといい、一部は音声も入っていた。
 シンポでは、当時NHKの職員で番組のチーフプロデューサーを務めた永田浩三武蔵大教授が「なぜ番組が変わったのか、素材もあるのだからNHKは検証番組を作って答えないといけない」と述べた。番組の担当デスクだったジャーナリスト長井暁さんは「権力からの介入を監視するという独立行政委員会の構想はいいと思うが、NHKも介入をはねのける制度を設計しないといけない」と述べた。


2009年10月25日朝日新聞 フィリピン、地デジ日本方式を検討 アロヨ大統領表明
 【ホアヒン(タイ中部)=蔭西晴子】鳩山由紀夫首相は24日、フィリピンのアロヨ大統領に対し、地上デジタル放送の規格に日本方式を採用するよう求めた。大統領は「日本方式の採用を真剣に検討中だ」と伝えた。採用が決まれば、アジア諸国では初の採用となる。
 日本方式を採用する国は日本以外では5カ国だが、南米諸国に限られている。
 日本政府は民間と協力して、世界的な地上デジタル放送の普及にあわせ、電波障害に強いとされる日本方式の売り込みを図っている。日本方式が採用されれば、地デジ対応テレビなど日本製電気製品の販路拡大につながるためだ。


2009年10月25日朝日新聞 英BBC前でデモ 番組に極右政党の党首出演で 
 【ロンドン=土佐茂生】英公共放送BBCが22日放送の人気政治討論番組に、移民排斥などを掲げる極右政党、英国民党(BNP)の党首を初めて出演させたことに人権団体などが強く反発し、BBC本社前に千人近くが集まって抗議する騒ぎに発展した。一部が暴徒化して警官隊ともみ合い、6人が拘束、警官3人が負傷した。
 出演したのはグリフィン党首。BNPは移民の受け入れ禁止や欧州連合(EU)からの脱退を掲げる。英下院に議席はないが、今年6月、国会議員による経費乱用問題で国民に広がった既存政党不信の受け皿として欧州議会に初めて議席を得た。
 このためBBCは「各政党に対して公平である義務がある」との理由からグリフィン氏を主要政党の代表者とともに出演させた。番組でグリフィン氏は、司会者や他党代表者、一般参加者からも移民問題などで厳しい質問を浴びせられ、防戦一方だったが、BBCの判断をめぐる論争は続いている。

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