2009年5月29日金曜日

なんでもBPOにご相談というのは・・・

田原氏、テレ朝で『死亡説』 拉致家族会など抗議(2009年5月12日 東京新聞朝刊)
 拉致被害者家族会と「救う会」は十一日、横田めぐみさんと有本恵子さんに関しテレビ番組で「生きていない」と発言したとして、ジャーナリストの田原総一朗氏とテレビ朝日に対し「確実な根拠も示さず死亡説を公共の電波に乗せた」などとする抗議文を送った。
 家族会などによると、田原氏は四月二十五日未明の「朝まで生テレビ!」で「外務省も生きてないことは分かっている。生きてないという交渉をやると、こてんぱんにやられる」などと発言。抗議文は「著しい人命軽視で家族と国民の気持ちを踏みにじるもの」と批判している。田原氏は「被害者の皆さんの気を悪くして申し訳なく、気持ちはよく理解できるが、事実を言ったまで」と話している。

北朝鮮・拉致問題:拉致被害者安否発言、田原総一朗氏がおわび文(5月23日 毎日新聞)
 北朝鮮による拉致被害者の安否についてジャーナリストの田原総一朗氏がテレビ朝日の討論番組で「外務省も生きていないことは分かっている」と発言したことを巡り、拉致被害者家族会と支援団体「救う会」は22日、田原氏からおわびの文書が届いたと発表した。
 文書は「乱暴な言い方でご家族や関係者のお心を傷つけたことをおわび申し上げます」と記されている。これに対し、家族会などは「『乱暴』などという表現ではすまされない人命軽視の暴言で、重大な人権侵害」とする共同声明を出した。

BPOに審理申し立て=田原氏発言で拉致家族会(5月28日18時12分配信 時事通信)
 北朝鮮による拉致被害者について、ジャーナリストの田原総一朗氏がテレビ朝日の番組で「外務省も生きていないことは分かっている」と発言した問題で、拉致被害者家族会は28日、「深刻な人権侵害で、著しい誤解を与えた」として放送倫理・番組向上機構(BPO)に審理を申し立てた。
 家族会事務局長の増元照明さん(53)は記者会見し「田原氏は国民に大きな影響力があり、発言は誤った認識を植え付ける危険がある。(発言の)根拠がないなら訂正し、あるなら家族に直接話してほしい」と語った。

非常に微妙な発言ですが、あくまで田原氏の私的な意見であるので、家族会としてはお詫びしたタイミングで幕引きとした方が良かったのでは…。
この“拉致”の問題に関して、自由闊達な議論が尽くせない場(空間)がひろまったら、テレビにおいてこれらの案件を取り上げることを、ストレートニュースの除いて避けられるようになってしまうのではないでしょうか?それこそ家族会の取り組みがマス・メディアを通じて国民伝わりにくくなってしまうのではないだろうか?

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