<脚本家>芥川賞作家を提訴 シナリオ集の収録認めよ(7月14日20時38分配信 毎日新聞)
映画の脚本を出版物に収録しようとしたところ拒否されたのは不当だとして、脚本家の荒井晴彦さんと社団法人「シナリオ作家協会」(東京都港区)が14日、原作者で芥川賞作家の絲山(いとやま)秋子さんを相手取り、収録を認めるよう求め東京地裁に提訴した。
訴状によると、荒井さんは04年、絲山さんの小説「イッツ・オンリー・トーク」を原作に脚本を作り、05年以降、映画「やわらかい生活」として上映された。協会は07年と08年、脚本を1年間の代表的作品を集めたシナリオ集に収録しようとしたが、いずれも絲山さんに拒否された。
映画製作の際、映画会社と小説を発行する出版社の間で2次利用の許可を認める契約を締結しており、原告側は「(2次利用である)収録を認めないのは不当だ」と主張。収録を認めるよう求めたほか、損害の一部として2円の支払いも請求した。原告側は「金銭目的でないことを示すためで、対応が不誠実な場合は増額したい」としている。
絲山さんは04年「袋小路の男」で川端康成文学賞、06年「沖で待つ」で芥川賞を受賞した。【伊藤一郎】
絲山さんの話 訴状を確認していないのでコメントできない。
権利の濫用とまでは言いませんが、原作>>>脚本という筆者の脳の構図が見て取れます。創作の種は私の原作だから、その創作物の処分も私に決定させて、同じ活字として残るのならなおさらである。と言うのが筆者の意見だろう。
小生も昔シナリオライターなるものを目指した手前、脚本を書くことの苦しさみたいなものを少しは知っている。映像をベースにものを書くことを、ましてや原作をベースに落とし込むことは非常に難しい作業であり、その成果物の処分(この場合は、本として出版すること)に対して、脚本化をみとめた原作者がとやかくいうべき問題ではないと思われます。

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